投稿

ラベル(学会)が付いた投稿を表示しています

黄色い林業経済研究と緑の林業経済

イメージ
最新号の『 林業経済研究 』と『 林業経済 』です。大変ありがたいことに林政分野には二つの雑誌があり、前者は林業経済学会が編集する年3回発行の学会誌で、後者は林業経済研究所が編集する月刊誌です。とても嬉しいことに黄色い7月号に研究室のUさんの初めての論文、緑の6月号にUさんの 小瀧奨励金 の採択が掲載されました。さらに緑の〈やまがら〉を書いているのは研究室のMさんです。2冊がほぼ同時に届いたので、記念撮影です。 ところで本家のマルちゃんでは、赤も緑も美味しいですが、個人的に紺のきつねそばがお気に入りです。

つくばで森林学会&林業経済学会

イメージ
つくば国際会議場 で森林学会、引き続いて筑波大学で林業経済学会が開催されました。17日はメインホールで行われた午前の企画シンポ&午後の公募セッションに参加しました。公募セッションでは研究室の4年生の小室くんが卒論の内容を 発表 しました。メンバーも応援に駆けつけてくれました。 この企画シンポと公募セッションは林学の源流を探索すると同時に、林学の枠組みを問い直そうという野心的な試みで、森林総研の平野さんを中心に練ってきました。今後の展開がとても楽しみです。 林業経済学会のシンポ は主伐時代における素材生産事業者や森林組合の現状と今後について議論するというものでした。そもそも、専門家であるが故に業界というしがらみの中で解をまとめることはとても難しいことです。しかし、急成長しているAIが、おそらく数年も待たないうちに、そうしたしがらみを無視した、それでも信頼性の高い解を出してくるでしょう。われわれはそうした解とどのように向き合うのでしょうか。白書の目標ではなく、AIが出した解を論文のイントロに引用する日は近づいています。 よく会っている人、久しぶりの人、大会中にたくさんの方とお話しする機会がありました。研究成果の発表はもちろん大切ですが、研究者同士の交流が本当にありがたいことです。親交を深めつつ美味しい ロシア料理 もいただきました。 来年は沖縄那覇(3/14〜17)です。いまから楽しみですね。

森林と神社

イメージ
東洋大学の研究プロジェクト「 東洋の思想・宗教と環境保護ー森林保護と地球温暖化対策をめぐってー 」の公開講演会に参加してきました。櫻井治男先生のお話はとても分かりやすく、勉強になりました。戦後すぐの緑化行事に神社が連携したことには徳川宗敬が関与していたこと、平成期に「千年の森シンポジウム」などのイベントによって鎮守の杜が普及したことなどを詳しく知ることができました。講演会後の懇親会でも奈良の三輪山や、京都の八坂神社などに関する興味深い話を聞けました。それにしても明治初年の社寺上知令の影響には驚くばかりです。 講演会を開催いただいた東洋学研究所のみなさまに心よりお礼申し上げます。1月も今日で最後です。来月はまずは卒論発表会、修論発表会ですね。

林業経済研究所

イメージ
『林業経済』誌の今年最後の編集委員会と忘年会に出席するために東大前に行ってきました。長いこと 湯島 にあった林業経済研究所はこの9月に東大前に引っ越しました。前回の委員会は学務で欠席したため、引っ越してからはじめての訪問でした。 少し狭くなりましたが、使いやすそうな間取りです。床がきれいに貼り替えられて、トイレも新品です。実は ホームページ も新しくなっていますので、ぜひ訪問ください。

滋賀県立大学で林業経済学会秋季大会

イメージ
今年の林業経済学会秋季大会は滋賀県立大学で開催されました。大会前日の評議員会の前に御神体が山という 太郎坊宮 (写真)に登ってきました。太郎坊宮のある東近江市は「飛び出し坊や」の発祥の地として知られているそうです。なんと「飛び出し坊や」は自分と同い年。 太郎坊宮の後、彦根城にもお邪魔してひこにゃんに会うことも出来ました。いまやどこにでもいる「ゆるキャラ」ですが、ひこにゃんはくまモンと並ぶ初期からの横綱でしょう。それにしても「飛び出し坊や」と「ゆるキャラ」の両方を命名したみうらじゅん氏の先見の明には驚かされます。 滋賀県立大学は琵琶湖まで歩いて10分くらいのところにあります。土曜と日曜の朝、彦根駅からのバスで先に琵琶湖まで行ってから大学まで散策をしました。大会は144人の参加で、盛会に終わりました。学生ポスター&ピッチをはじめとして学生の熱心な発表が目立った大会でした。なお、来年は宇都宮大学での開催になります。 今回の大会では、 朝鮮の森林に関する未刊行文献の発見について報告 し、その文献に記載された李氏朝鮮以前の宗教的な森林と漁猟的な森林について予備的な分析を発表しました。関連して、学会後に奈良の桜井まで足を延ばして大神神社の三輪山に学生たちと登拝してきました。 御神体が山というのは、日本のもっとも古い信仰の形態の一つですが、神道や仏教に取り込まれていく中で、原型をとどめているものは多くありません。三輪山は遠藤安太郎の『日本山林史』にそうした原型的な「神座林」の代表として記載されています。ありがたいことに、もともとは禁足の地であった御神体にいまは登拝することができます。 狭井神社で受付してもらい、登り始めたのが9時半ごろで、下りてきたのは11時半を回っていました。三輪山での撮影は禁止されているため写真はありませんが、 山の中腹に中津磐座という岩場があり、頂上に奥津磐座という岩場がありました 。これは、去年お邪魔した 宗像大社辺津宮 と中津宮(筑前大島)、沖津宮(沖ノ島)との関係とまったく同じで、三輪山の麓には磐座神社など辺津磐座と呼ばれる岩場が点在しています。しかも奥津の読みは「おきつ」でした。月曜日でしたが、たまたま12月1日だったせいか、神社も山も賑わっていました。 この写真は箸墓古墳の前方から見た三輪山です。標高は467mでなだらかに見えますが、登拝の道はほと...

芸術の秋

イメージ
生憎の雨ですが、東大農学部の弥生講堂一条ホールで開催された林業経済研究所による恒例のシンポジウムに学生たちと一緒に参加しました。今年のテーマは「 農山村と芸術 躍動するコミュニティアート 」です。NPO法人クロスメディアしまだの方々による 大井川での取り組み など、見えない価値を可視化する芸術には「伸びしろ」が期待されます。 芸術つながりということで、 正門前のルオー でシンポの前に学生たちとセイロン風カレーを頂きました。夏が長かったせいか今年の秋はなんだか急ぎ足ですが、食欲の秋はいつも通りです。

AAEH2025@高松

イメージ
2011年に台湾の台北で始まったAEAEH(東アジア環境史協会)会議は、2013年に台湾の花蓮、2015年に日本の高松、2017年に中国の 天津 、2019年に台湾の 台南 、2021年にオンライン(京都)、2023年に韓国の 大田 と隔年で回を重ねました。今回、東アジアからアジアに枠組みを広げ、新たに AAEH(アジア環境史協会)として第一回会議 が高松で催されました。 初日の9月26日は各国からの参加者が 栗林公園の商工奨励館 に集い、 ジュリア・トーマス教授 の講演などに耳を傾けました(写真)。   二日目は高松市内の高原水車へのツアー、三日目は土庄町の豊島へのツアーが組まれて、多くの参加者がフィールドで学ぶ機会を得ました。多くの方の努力で、現在はすべて撤去・処分されていますが、写真はかつて産業廃棄物が建物5階分ほど積まれていた場所です(豊島)。 各国からの研究者が意見を交わす国際学会が豊島の小さな公民館で行われる様子はなかなか貴重で、見応えがありました。参加者は檀山と 豊島美術館 のツアーに分かれて、島巡りもしました。高松港から豊島への40分ほどの船での往復の間には瀬戸内海の美しい景観を楽しみました。 四日目、最終日(29日、30日)は香川大学教育学部キャンパスで 50を超えるパネルセッション が行われました。自分は、四日目の午前に帝国林業のパネルで発表し、最終日の午前に韓国の森林のパネルでチェアとディスカッサントを引き受けました。最終日の最後の枠では研究室のUさん(M2)が国際学会での初めての発表を見事に乗り切りました(写真)。 Uさんの発表後、駆け足で空港に向かって最終便で羽田に戻ったため、ご挨拶がほとんどできませんでしたが、香川大学スタッフをはじめAAEHのキックオフに尽力くださった方々、とくに会長の村山先生と副会長の寺尾先生に心よりお礼申し上げます。 なお、四日目午後の総会では次の会長が選出され、AAEH2027は北京での開催が濃厚になりました。 滞在中、香川の美味しいものもたくさんいただきました。坂出の山下うどんでは、薪のかまどで茹でたうどんを堪能しました(写真)。連れて行ってくれた0さんに感謝です。 写真は、豊島から高松に戻ったあと、香川大のI先生に連れて行っていただいた食堂イタミです。昭和ノスタルジックなお店でいただいたオムライスは優し...

東日本林業経済研究会@小菅村

イメージ
今年の 東日本林業経済研究会 は新しい森林業の胎動を学ぶため、一泊二日で山梨県の小菅村にお世話になりました。初日はスタイリッシュな公民館で小菅村におけるこれまでの取り組みを学び、二日目の午前中に村内を見学しました。   小菅の湯の薪ボイラーに使用されている薪はこの木の駅で加工されています。写真のコンテナ一つが約1立米のスギ薪(灯油100Lに相当する熱量)です。 小菅の湯 では一日に約2立米が使われています。 いま村内にマウンテンバイクのトレイルを整備しています。作りながら遊ぶというスタイルはこれからの森林業に欠かせないことになりそうです。 源流大学 のスタッフの方々をはじめ、小菅村を案内くださったみなさまに心よりお礼申し上げます。 今回の研究会には韓国から友人の研究者のミンさんも参加してくれました。少子高齢化で山村が衰退しているのは共通の課題です。帰りに二人で檜原村の 森のおもちゃ美術館 にも寄ってきました。カフェから檜原村の集落を眺めながら、長かった酷暑の夏を振り返っていました。

林業遺産へ行こう

イメージ
文一総合出版から柴崎茂光編『 林業遺産へ行こう 』が出版されました。日本各地の林業遺産に実際に行って、楽しんでいただけるように、コースや見どころを紹介しています。たくさんのカラー写真が掲載されているので、手にとって眺めるだけでも楽しい本になっています。飯田市の遠山森林鉄道のコースなどを担当しました。 森林学会による 林業遺産 は学会100周年事業の一つとして始まりました。最新の2024年度の選定は、 旧鹿児島貯木場:屋久杉等海上輸送施設遺構(N0.52) と、 現在に続く「岩手木炭」の伝統的な生産技術(No.53) です。旧鹿児島貯木場などについて、読売新聞に丁寧な 記事 が掲載されています。 森林学会では、毎年、林業遺産が選定される総会のあとに、公開講演会が開催されます。今年は、「 人文科学から森林科学へのアプローチ 」という内容だったので、学生といっしょに参加してきました。信仰や妖怪が林学に与えている影響(あるいは林学が信仰や妖怪に与えている影響)を議論するのはなんだか新鮮な気分でした。

北海道大学で森林学会と林業経済学会

イメージ
北海道大学で開催された森林学会と林業経済学会に研究室の学生3人と一緒に参加してきました。2年ぶりの札幌は、予想していたよりもかなり暖かでした。北大のキャンパスは本当に素晴らしいです。ポプラ並木が夕陽に映えます。今回、森林学会では佐藤周平くんの論文が「 日本森林学会誌論文賞 」に選ばれて、 表彰 され、林業経済学会ではOGの松村菖さんの論文が「 林業経済学会学生論文賞 」に選ばれて、 表彰 されました。関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。 森林学会の林政の会場は農学部(写真)の4階にある大講堂でした。歴史ある大講堂の舞台で 発表 できたことは記憶に残りました。実は4階の上の5階(写真の塔の部分)には中講堂があります。林業経済学会の理事会・評議員会はここで開催されたので、中講堂に足を踏み入れることもできました。 学会の翌日、飛行機の時間が遅かったので、林業遺産を見学に行きました。写真は、森林総研の林木育種センター北海道育種場に隣接する旧林業試験場庁舎です。この庁舎は、志文別から西野幌に1927(昭和2)に移転した際に建築されたもので、現在までその美しい姿を残しています。リノベーションされて、サッポロ珈琲館が 「Rinboku」 というカフェを経営していますが、この日は月曜日で休館日だったので、残念ながらコーヒーをいただくことはできませんでした。 飛行機までもう少し時間があったので、バードウォッチングに行きました。運良く、日本最大のキツツキで天然記念物のクマゲラを観察することができました。メスのクマゲラが枯木から餌を掘り出しているところです。ただ、たぶん雪原を慌てて走って転んだときなのですが、20年以上愛用していた水筒を失くしてしまいました。

京の桂

イメージ
日文研(国際日本文化研究センター)で開催された二日間にわたる研究会に参加してきました。京都駅から西に少し行ったところにある桂駅からバスで20分ほど山に入ったところに日文研があります。せっかくなので研究会の前に桂離宮にお邪魔することにしました。 宮内庁によって皇室財産として管理されている桂離宮は自由に散策することが出来ません。1時間のガイドツアーを事前予約(厳密には抽籤)したものだけが入場できる仕組みになっています。とても丁寧なガイドツアーにもかかわらず、入場料込で1000円と破格です。 写真は、皇室が出入りする「正門」です。一般の人がこの門を使うことはありません。写真ではわかりにくいのですが、砂利が敷かれている道の部分は、門があるところの幅よりも手前の幅のほうが広く造られているため、距離を遠く感じ、名残惜しくなるとのことです。このように含意ある意匠がそこら中にあるのですが、解説を聞かなければほとんど気が付きません。 改修のために池の水を抜いている時期だとのことで、本来の美しい庭園の姿を拝むことはできなかったのですが、それでも木や石、池、橋、建物の一つ一つが、職人の手によって、およそ400年前から変わらずに完璧に維持管理されていることがよく分かりました。 本題の研究会の方は、「匂い」をテーマにした環境史ということで、日文研の先生方や懐かしい先生方とお話しや会食をする貴重な機会となりました。また去年お世話になったスロベニア現代史研究所のみなさんにも再開することできて、とても楽しい時間を過ごしました。二日目の昼食にいただいた木乃婦の仕出し弁当「洛中三条」は、すべての惣菜が丁寧に調理されていて、とても美味しかったです。改めてお礼申し上げます。

Changing Living Spaces

イメージ
スロベニアとの共同研究で Changing Living Spaces というタイトルの書籍が出版されました。分担執筆した明治期の山梨県の入会御料地に関する Chapter を含め、すべてPDFでダウンロードできますので御覧ください。 University of Primorska Pressは、スロベニアの港湾都市コペルにあるPrimorska大学の出版会です。去年の3月に 2国間交流でこの大学に訪問 して、一コマの講義をする機会もいただきました。スロベニアはどこに行っても、美しくて、素晴らしい国でした。  

かいのき

イメージ
雑誌『 林業経済 』の編集委員会に出席するため、湯島の林業経済研究所に伺いました。御茶ノ水駅を出て聖橋を渡ると、湯島聖堂があります。孔子を祀っている湯島聖堂には学問の木である楷の木が数本(たぶん3本)あります。楷の木はウルシ科の樹木で、この時期には見事に紅葉します。書道の楷書の「楷」はこの樹木の美しい樹形が由来です。 編集委員会のあと、研究所で忘年会がありました。今年も残すところあと3週間ばかりです。

九大伊都キャンパスで林業経済学会秋季大会

イメージ
11月23日〜25日に九州大学伊都キャンパスで開催された林業経済学会2024年秋季大会に院生5人と一緒に参加してきました。農学部があるウエスト5号館はキャンパスの一番奥にあるのですが、泊まったホテルからは一番近く、歩いて15分でした。同じ建物にある119ギャラリーでは「 帝国日本と森林 」の展示も大会中だけ特別に行っていただきました。   今回の大会では学生ポスター&ピッチという発表形式が導入され、19人の学生が競い合いました。どの発表も素晴らしいものでしたが、とても嬉しいことに、研究室のUさん(M1)の発表が 優秀賞(1位)を獲得 しました。おめでとう! 25日は箱崎の九大博物館に寄った後、福津市・宗像市まで足を伸ばしました。写真は日本一の注連縄で有名な宮地嶽神社です。併設されている民家村自然公苑でしめ縄づくりをしていた職人さんから教えていただいたのですが、本殿はもともとは参道の長い階段の先にあったそうです。行ってみると、その「元御本殿跡」には立派なクスノキがひっそりとそびえていました。 宗像大社辺津宮(市杵島姫神)にもお邪魔しました。神宝館には、巨岩巨木信仰に始まる神道の聖地沖ノ島から出土した国宝がずらりと並べられていました。沖ノ島は島全体が宗像大社の沖津宮(田心姫神)の御神体で一般人の上陸が禁止されています。 展示されている島の模型をよく見ると(写真の真ん中あたり)、巨岩が密集しているところがあります。その拡大模型が次の写真ですが、巨岩の間に沖津宮の社殿があり、第二次世界大戦後になってこの近辺から8万点もの祭祀遺物が出土しました。神道が巨岩巨木を信仰することに関係があるそうです。 ちなみに、沖ノ島と宗像大社の間に位置する筑前大島には中津宮(湍津姫神)があり、沖ノ島の沖津宮を拝むことができます。アマテラスオオミカミとスサノオの誓約によって生まれた三姫神たちはこのように3か所に別々に祀られています。朝鮮半島に近い対馬や沖ノ島に残るこうした信仰とその後の日本における自然崇拝や森林保護との関わりについて少し調べてみたいと思っています。 九州大学をはじめ大会運営に携わった関係者のみなさまに心よりお礼申し上げます。来年は彦根にある滋賀県立大学での開催です。一度も行ったことがないのでいまから楽しみです。

広葉樹 新時代!

イメージ
林業経済研究所がこの時期に毎年開催している、「緑と水の森林ファンド」助成シンポジウムに参加してきました。今年のテーマは「 広葉樹 新時代! 」です。 国産材、なかでも広葉樹への注目は過熱気味といってもよいくらいで、このシンポジウムにも会場の東大農学部1号館8番教室を狭く感じるくらいに人が集まりました。 有名な旭川の家具は、北海道のミズナラなどの広葉樹を利用しています。いま研究室で関わっている不動地区のブナも家具材として高く評価されてきています。これからの展開が楽しみです。

アジア農村社会学会

イメージ
京都の龍谷大学大宮キャンパスで開催された第7回アジア農村社会学会( ARSA )に日帰りで参加してきました。 龍谷大学大宮キャンパスは、京都駅からすぐの西本願寺に隣接しており、明治期に建築された美しい建物が現在も使われています。写真の 本館 は「擬洋風建築」と呼ばれるもので、実は木造建築だそうです。 国際学会の準備は本当に大変です。龍谷大学をはじめ大会運営にたずさわった先生方に心よりお礼申し上げます。

東大駒場

イメージ
生物学史分科会 の夏の学校に参加するため、久しぶりに東大の駒場キャンパスにお邪魔しました。「生物学史とコロニアリズム」のセッションが興味深く、パインの栽培に成功したAgnes Blockの話が印象に残りました。 たまたま駒場博物館で開催中だった「 日本農芸化学会創立100周年記念展 」を覗くこともできて、脚気薬のオリザニンがいかに重要だったのかを学びました。当たり前のことではありますが、林学は、農学とシンクロすることが多く、工学的な林産や木材化学も本流から分岐して発達しました。三浦伊八郎の業績など、これまで林学のなかの論理ばかり考えていましたが、農学からの影響も重要そうです。