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満月にオオカミ

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大学からの帰り際、農場の向こうに綺麗なお月さまが見えました。今晩は 満月 だそうです。 いまD1のUさんと一緒に Lone Wolf というとても面白い本を読んでいます。スロベニアで生まれたオオカミの1,600キロに及ぶ移動経路を、トラベルライターである著者(Adam Weymouth)が自ら歩き直したというものです。 lone_wolf_japan というインスタのアカウントでこの本の翻訳の様子を報告していく予定です。 こちら もぜひフォローしてください。

江戸東京博物館でタイムトラベル

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ゼミのエクスカーションで、リニューアルした江戸東京博物館に行ってきました。入場券を買って、江戸から東京まで数時間のタイムトラベルです。 とにかく模型がよく出来ていて、つい見入ってしまいます。写真は博物館のある両国界隈だそうです。明暦の大火のあと埋め立てが進みます。 今回のリニューアルの目玉は、銀座「服部商店」の原寸大模型です。これが1894(明治27)年に完成した初代の建物で、現在の 銀座和光は1932(昭和7)年に建てられた2代目 です。 御茶ノ水の ニコライ堂 の模型もありました。かつて竹本家はこのすぐ近くの駿河台下で旅館を営んでいました。明治大学と中央大学の先生や受験生がよく泊まっていたと父が言ってました。 昭和初期の日比谷の交差点にあった「バタン式交通信号機」です。ハンドルを回すと「進」が「注意」になったりするようです。ということは、ここに誰かがずっと張り付いてハンドルを回していたのでしょう。 3時間ほどかけて江戸から東京にゆっくり戻ってきて気がついたのは、現在われわれが暮らしているのはもはや東京ではなくて、グローバル都市Tokyoなんだということでした。 農山村も都市も、日々移り変わる様子を記録し、残すことが課せられています。

黄色い林業経済研究と緑の林業経済

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最新号の『 林業経済研究 』と『 林業経済 』です。大変ありがたいことに林政分野には二つの雑誌があり、前者は林業経済学会が編集する年3回発行の学会誌で、後者は林業経済研究所が編集する月刊誌です。とても嬉しいことに黄色い7月号に研究室のUさんの初めての論文、緑の6月号にUさんの 小瀧奨励金 の採択が掲載されました。さらに緑の〈やまがら〉を書いているのは研究室のMさんです。2冊がほぼ同時に届いたので、記念撮影です。 ところで本家のマルちゃんでは、赤も緑も美味しいですが、個人的に紺のきつねそばがお気に入りです。

ガビチョウ

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蒸し暑い梅雨の夕方、本館近くの生け垣にガビチョウがたくさん(4羽くらい)集っていました。スマホで撮ってみましたが、動きが素早くてボケてしまいました。それにしてもガビチョウは鳴き声が大きくて、9号館にいてもよく聞こえてきます。

東京都水道水源林と山梨県

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山梨県内に所在する東京都水道水源林の調査に学部4年のKくんと博士1年のUさんと一緒に出かけました。まずは小河内ダムに併設されている「 水と緑のふれあい館 」で資料などを収集しました。「水と緑のふれあい館」は、もともと奥多摩町郷土資料館があった場所に、1998年に東京都水道局と奥多摩町が設置した施設です。 小河内ダムやその周辺に広がる水道水源林は東京都内ですが、多摩川の源流域は山梨県内に続いていて、丹波山村、小菅村、甲州市(旧塩山市)にも東京都が所有する水道水源林が広がっています。まずは丹波山村に入って、青梅街道沿いの古民家をリノベーションしてレストランにしている TABA CAFE で腹ごしらえです。ホップを使ったカラメルのプリンがとても美味しかったです。 丹波山村は七ツ石神社の狼信仰で有名で、Uさんの調査も兼ねて、 郷土民俗資料館 にお邪魔しました。七ツ石神社の狛犬はオオカミです。本当は七ツ石神社まで本気の登山という選択肢もあるのですが、それは別の機会に譲ることにして、今回は郷土民俗資料館に展示されているレプリカを拝見し、 この絵本 の作者である寺崎さんからお話を伺いました。 去年の9月に 東日本林業経済研究会を行った小菅村 にも寄りたかったのですが、これもまたの機会に譲ることにして、旧塩山市の 柳沢峠 で水源林を散策することにしました。林内に入るとミズナラの苗木をシカの食害から保護する様子が目立ちます。 大きなブナやイヌブナもたくさんあります。新葉を展開し始めたイヌブナに寄生したブナハアカゲタマフシがまるで赤い実のように綺麗です。沢沿いの苔むした倒木の上ではミソサザイがせわしく動いていました。 歩くこと小一時間。「多摩川源流部の眺望」というポイントまで辿り着きました。多摩川源流とされる笠取山の水干を含む水道水源林の山々を一望できます。山々を背景に記念写真を撮っているとすぐ近くの藪の中でなにやらガサガサ動く音が聞こえてきます。跳び出したシカが風のようなスピードで木々の間を駆け抜けていきました。シカ対策が必要な理由がよくわかりました。 翌日は研究室OGのSさんが勤務する 山梨県富士・東部林務環境事務所 で県有林と水道水源林について貴重なお話を伺うことができました。同事務所のNさんをはじめ、今回の調査でお世話になった方々に心よりお礼申し上げます。 今回も調査中に美味し...

ゼミ合宿で江上げ

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江上げ とは用水のお掃除のことです。春、田んぼに水を引く前に用水に溜まった落ち葉や泥を除去する作業です。いつもお世話になっている上越市の不動地区で 2年ぶりに この作業に参加しました。農大からY先生と3名の3年生も来てくれて、総勢11名で合宿してのお手伝いです。5月3日の7時半、班に分かれて用水のお掃除の開始です。不動地区の人たちやわれわれだけでなく県や棚田サポーターの方たちなど、全員で72名が集まりました。 午後は林道南葉山線の側溝を清掃しました。今年は4月半ばに気温が上がらず季節が遅くなったとのことで、スミレやオオバキスミレがまだきれいに咲いています。黄色いスミレは日本海側に来ないと見られません。 山菜もベストシーズンで、作業の傍ら、ウドやワラビ、ゼンマイを採ることができました。 みんなで汗を流した後は懇親会になって、山菜もたくさんいただきました。なかでも初めて食べたサワアザミ(たぶん)が絶品でした。地元のそば粉で打ったお蕎麦は本当に美味しいです。いつも温かく迎えてくれる不動地区のみなさまに心より感謝申し上げます。 今回、GWで いつもの宿 に連泊できなかったため、2泊目は少し足を延ばして能生の 長者温泉 にお世話になりました。茅葺屋根の素敵な古民家でした。ここはキッチンも使えるので、山菜を調理して朝ごはんにしました。みんなお料理上手です。 最終日はお昼すぎまで地区の女性2人にライフヒストリーをお伺いして、公用車で帰路につきました。3日間があっという間でしたが、筋肉痛は府中に戻ってきてからジワジワと時間差で出てきています。やり残した調査がたくさんあるので、また近いうちにお邪魔できればと思います。

第1回土曜ゼミ

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農工大に着任して11回目の4月を迎えています。コロナが始まったまさにその時に改修が終わった9号館もだいぶ年季が入ってきました。 さて、今年度から博士課程の学生のために、毎月1回、土曜日にゼミを開くことにしました。今日がその第1回目でしたが、4人のOBOGがゼミに参加してくれるという想定外の嬉しいことがありました。4人のうち2人は農村社会学研究室の最初の卒業生です。懇親会はちょっとした同窓会でした。 ゼミ前にOBOGと一緒に邂逅館に寄ったら、たまたま今日はNOKOマルシェで、ハマカーンさんのトークショウに人だかりができていました。彼らもこの大学が大好きな卒業生ですね。

コバノトネリコ

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4月です。9号館前の空き地では小さなコバノトネリコの木の花が満開です。去年より一週間以上早く咲き出したようです。観察するのにちょうどよい木の高さです。 9号館の裏側ではセリバヒエンソウが見頃です。探せばあちこちにありますが、ここにはかなりまとまって咲いています。

追いコン

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今年の卒業式は、小雨がパラパラと降っていて、講堂もちょっと冷え込みました。研究室からは3名の学部生が卒業し、うち2名が院進します。修士は1名が修了し、博士(連大)に進学します。卒業・修了、就職して研究室から巣立つ学生たちを囲んで恒例の追いコンです。OBOGも駆けつけてくれて、ホットプレートと鍋で温まりながら、賑やかな会になりました。 学生たちから Peperomia hovaria という観葉植物をいただきました。手触りの良い、丸い葉っぱがかわいいです。コショウ科サダソウ属は南米の熱帯に多く自生しますが、日本ではサダソウ( Peperomia Japonica )があるくらいで珍しいものだそうです。サダソウという種も今回初めて知りました。 農工大に来てからあっという間に10年が経ちました。博士号をいただいてから早20年です。いろいろ大変なこともありますが、虚心坦懐、初心にかえって、学生たちと一緒に研究室を大事に育ててまいります。

つくばで森林学会&林業経済学会

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つくば国際会議場 で森林学会、引き続いて筑波大学で林業経済学会が開催されました。17日はメインホールで行われた午前の企画シンポ&午後の公募セッションに参加しました。公募セッションでは研究室の4年生の小室くんが卒論の内容を 発表 しました。メンバーも応援に駆けつけてくれました。 この企画シンポと公募セッションは林学の源流を探索すると同時に、林学の枠組みを問い直そうという野心的な試みで、森林総研の平野さんを中心に練ってきました。今後の展開がとても楽しみです。 林業経済学会のシンポ は主伐時代における素材生産事業者や森林組合の現状と今後について議論するというものでした。そもそも、専門家であるが故に業界というしがらみの中で解をまとめることはとても難しいことです。しかし、急成長しているAIが、おそらく数年も待たないうちに、そうしたしがらみを無視した、それでも信頼性の高い解を出してくるでしょう。われわれはそうした解とどのように向き合うのでしょうか。白書の目標ではなく、AIが出した解を論文のイントロに引用する日は近づいています。 よく会っている人、久しぶりの人、大会中にたくさんの方とお話しする機会がありました。研究成果の発表はもちろん大切ですが、研究者同士の交流が本当にありがたいことです。親交を深めつつ美味しい ロシア料理 もいただきました。 来年は沖縄那覇(3/14〜17)です。いまから楽しみですね。

ホトケノザ

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一昨日は雪がちらついたり、今日もちょっと寒かったのですが、農場の道端に咲いているホトケノザが春の訪れを告げています。 ホトケノザは漢字で書くと仏の座。その隣で咲いているヒメオドリコソウは姫踊子草。大犬陰嚢と蝋梅の悪役感に対して、これらはヒロイン感たっぷりです。

だいもん

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2月の最後の夜は だいもん でとても楽しい時間を過ごしました。2021年度に学部を卒業した3人が誘ってくれました。みんな元気そうで何よりです。 それにしてもあっという間に時が過ぎていきます。ちょうど10年前の今頃は、農工大に異動することが決まって、府中で住む家を探していました。 10年の間に、コロナがあったり、無印良品が出来たり、いろいろありました。晴見商店街もずいぶん寂しくなりましたが、だいもんはなにも変わらずにわれわれを迎えてくれます。

卒論と修論の打ち上げ

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今週は月曜と火曜に卒論発表会(特別演習III)、木曜に修論審査会がありました。農村社会学研究室では3本の卒論、1本の修論を提出し、全員無事に合格しました。 打ち上げに エベレストに挑戦 してきました。ペロリと登れてしまったので、次はオリンポスですね。

あけましておめでとうございます

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新しい年になりました。元旦に中央道の初狩PAから撮った富士山です。今年も一日一日を大切に、心身の健康第一で頑張りましょう。 富士山の写真をもう一枚。三日に南アルプス市からの角度です。結構違いますね。本年もどうぞよろしくお願いします。

クリスマスに3大学合同ゼミ

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今年の合同ゼミ(東大、京大、農工大)はクリスマスに農工大で開催しました。東大名誉教授の永田信先生の教え子の研究室が毎年この時期に合同ゼミを開催し、互いの研究を発表しています。農村社会学研究室からは4年生の3人が卒論を発表しました。 合同ゼミの後には府中駅近くの 山長 さんで忘年会を兼ねた懇親会になりました。今年も多くのみなさんに大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。

鍋パ

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12月に入って、冷え込みが厳しくなってまいりました。院試がゼミ日(木曜)に重なってしまったので、ゼミを土曜日にスライドさせました。ゼミ後には、みんなで美味しい鍋を作って食べて、身体を温めました。卒論、修論はラストスパートです。  

滋賀県立大学で林業経済学会秋季大会

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今年の林業経済学会秋季大会は滋賀県立大学で開催されました。大会前日の評議員会の前に御神体が山という 太郎坊宮 (写真)に登ってきました。太郎坊宮のある東近江市は「飛び出し坊や」の発祥の地として知られているそうです。なんと「飛び出し坊や」は自分と同い年。 太郎坊宮の後、彦根城にもお邪魔してひこにゃんに会うことも出来ました。いまやどこにでもいる「ゆるキャラ」ですが、ひこにゃんはくまモンと並ぶ初期からの横綱でしょう。それにしても「飛び出し坊や」と「ゆるキャラ」の両方を命名したみうらじゅん氏の先見の明には驚かされます。 滋賀県立大学は琵琶湖まで歩いて10分くらいのところにあります。土曜と日曜の朝、彦根駅からのバスで先に琵琶湖まで行ってから大学まで散策をしました。大会は144人の参加で、盛会に終わりました。学生ポスター&ピッチをはじめとして学生の熱心な発表が目立った大会でした。なお、来年は宇都宮大学での開催になります。 今回の大会では、 朝鮮の森林に関する未刊行文献の発見について報告 し、その文献に記載された李氏朝鮮以前の宗教的な森林と漁猟的な森林について予備的な分析を発表しました。関連して、学会後に奈良の桜井まで足を延ばして大神神社の三輪山に学生たちと登拝してきました。 御神体が山というのは、日本のもっとも古い信仰の形態の一つですが、神道や仏教に取り込まれていく中で、原型をとどめているものは多くありません。三輪山は遠藤安太郎の『日本山林史』にそうした原型的な「神座林」の代表として記載されています。ありがたいことに、もともとは禁足の地であった御神体にいまは登拝することができます。 狭井神社で受付してもらい、登り始めたのが9時半ごろで、下りてきたのは11時半を回っていました。三輪山での撮影は禁止されているため写真はありませんが、 山の中腹に中津磐座という岩場があり、頂上に奥津磐座という岩場がありました 。これは、去年お邪魔した 宗像大社辺津宮 と中津宮(筑前大島)、沖津宮(沖ノ島)との関係とまったく同じで、三輪山の麓には磐座神社など辺津磐座と呼ばれる岩場が点在しています。しかも奥津の読みは「おきつ」でした。月曜日でしたが、たまたま12月1日だったせいか、神社も山も賑わっていました。 この写真は箸墓古墳の前方から見た三輪山です。標高は467mでなだらかに見えますが、登拝の道はほと...

秋晴れの農工祭

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今年は秋が短いと思っていたのですが、農工祭は3日間ともに秋晴れで、たくさんの人が訪れてくれました。農村社会学研究室では 去年に引き続き 、上越市の 不動地区 で作っているお米を炊飯して提供したり、量り売りしたりしました。山菜などの惣菜はあっという間に売り切れ、ブナ材などの板も人気でした。 去年同様、不動地区からもたくさん駆けつけてくださって、日曜日の2時すぎには早々と完売してしまいました。恒例行事として、来年も出店できると嬉しいですね。 農工祭に遊びに来てくれた、研究室のOB・OGなどと久しぶりにお話しできたのが、とても嬉しかったです。事故などもなく無事に農工祭を運営してくれた学祭委員や関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。