農村社会学研究室がはじめて農工祭に模擬店を出し、いつもお世話になっている上越市名立区の不動のお米を炊いたり、量り売りしたりしました。お米は9月に学生と一緒に天日干ししたハサカケ米です。 土曜日には不動の住民のみなさんがマイクロバスで駆けつけてくれました。山菜の炒め煮やおやき、おかきなどが販売メニューに加わり、お店の前には行列ができて、大賑わいです。 一般企画では、ブナやイタヤカエデ、ウダイカンバの板、木工品が並び、多くの人に手に取ってもらうことができました。また、この数年にわたって取り組んできた研究の成果を多くの人に知ってもらうことができました。 ただ、一般企画で一番の人気は、M2のTくんが栽培・販売・調理しているキャッサバのチップスだったのかもしれません。金曜に買ってくれた人が土曜の朝に再び現れてさらに二袋買っていかれるなど、日曜を待たずに売り切れてしまいました。 3日間、朝から晩までほとんど休まずに働いて、身体のあちこちが悲鳴を上げていますが、キャッサバだけでなく、お米も惣菜もすべて完売し、達成感・充実感に包まれました。不動のみなさんや研究室メンバーはもちろんですが、駆けつけてくれたOBOGやT先生、家族にも感謝です。この経験を活かして、来年はもっと上手に販売や展示を行えたらと思います。