笹岡正俊さんを偲ぶ会

東大林政時代の先輩だった笹岡正俊さんが4月9日に急逝されました。7月27日に偲ぶ会が関係者によって早稲田大学で開催されました。少しだけ早めに来て、すっかり綺麗になっているけど、どこか懐かしい早稲田のキャンパスを散策しました。セミが鳴いているのに静かです。

わたしが1999年に早稲田を出て、修士から東大林政に入ると、そこには農工大から来ていたあなたや田中求さんといった先輩がいて、同期や後輩にも数名の農工大の出身者がいました。みんな明るくて、自由で、活発で、すこし乱暴で、とても気が合いました。その農工大ですでに9年も教員をしているのはなにか不思議な感じです。

府中キャンパスの1号館の北側にある小さな石碑には「雲と自由の住むところ」と刻まれています。あなたが大学生の時にこの石碑に気がついていたかは分かりませんが、東大林政で出会ったあなたや農工大の出身者に感じた雰囲気は、この「雲と自由の住むところ」と重なります。

のんびりと自由を謳歌する雰囲気はいまの大学にはありませんが、あなたは、一足先に自由な雲の上から人々の平和や幸せについてじっくりと考えてくれているに違いありません。偲ぶ会を準備くださったみなさま、本当にありがとうございました。

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