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5月, 2024の投稿を表示しています

東大農学部1号館8番教室にて

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前任の東大森林科学専攻では、外部の研究者を呼んで発表をしてもらう「森林科学セミナー」というのをかなり前から続けています。 今回、林政研からお声掛けいただいて、「帝国日本の森林管理」というタイトルで発表をすることになりました。 農学部1号館で一番大きな8番教室で話をするのはとても緊張しましたが、オンラインから参加してくれた台灣師範大学のLiaw先生をはじめ、多くの方から貴重な質問やコメントをいただくことができました。セミナーの後には林政研で懇親会も開いていただきました。改めて感謝申し上げます。学生同士の交流も深まりました。 セミナーの前には、研究室の学生たちと神保町の古本屋さんめぐりをしました。ランチには父が好きだった共栄堂にずいぶん久し振りに行きました。遠い記憶のなかにあるポークカレーの味が実際よりも甘いのは父との懐かしい思い出のせいなのでしょうか。 それにしても、今月は柏を含めると東大に3回もお邪魔しました。今後も大学間の繋がりを大事にしていければと思います。

東京大学文書館柏分館

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農工大の府中キャンパスは昨夜の嵐でそこら中に木の枝が散乱していましたが、今朝はすっかりおだやかに晴れました。 東大演習林のF先生にお誘いいただいて、東大演習林資料の閲覧のために東大柏の葉キャンパスにお邪魔しました。 お恥ずかしいことに柏の葉キャンパスに来たのはこれが初めてでした。今回の目的である演習林資料のことはもちろんですが、デジタルアーカイブズや保管方法(除湿機や防虫など)についてもいろいろ学ぶことができました。実際に足を運ばないとだめだということを改めて痛感する一日でした。 ところで、柏の葉キャンパスには「お魚倶楽部 はま」というお寿司屋さんがあります。お昼ごはんに地魚五貫にぎり(1080円)をいただきました。安くて美味しいにぎりをキャンパス内でいつでも食べられるのは羨ましい限りです。

東大林政と合同ゼミ

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東大林政学研究室と合同ゼミ をするため、五月祭の準備で忙しそうな本郷キャンパスにお邪魔しました。ゼミまで少し時間があったので、研究室メンバーと一緒に中央食堂でお昼を食べて、三四郎池を散策したあと、久しぶりに書籍部にも寄りました。それにしても天気が良すぎて暑かったですね。 両校で総勢18名の参加になったゼミでは、佐藤くんが発表した博論の内容に対して、東大林政メンバーからの良いコメントや質問がたくさんありました。ゼミ後の懇親会では、学生が作ってくれた焼きそばや、永田先生が用意してくださった生酛のどぶの炭酸水割で、交流を深めました。とても賑やかな林学会議室が、時間を院生時代に巻き戻してくれます。いろいろ準備してくれた東大林政のみなさんに心より感謝申し上げます。秋にはぜひ府中で合同ゼミを。

江上げ

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いつもお世話になっている上越市の不動地区で研究室の学生や共同研究者と一緒に江上げのお手伝いをしてきました。「江」とは用水のことで、「江上げ」とは、用水路に水を通す前に泥や石を取り除き、周囲の草刈りをする作業です。 村中の軽トラが早朝から集合場所に集まっています。なかなかの壮観ですね。不動地区総出で一日かけて江上げを行います。われわれは熊手やスコップで草や泥を綺麗にする仕事を担当しました。 濁谷用水と鳥越用水の江上げが終わったら、今度は林道南葉山線(写真)の脇の草刈りです。いつも机と椅子にかじりついてパソコンばかりみているため、自分はほとんど戦力になりませんでしたが、貴重な体験になりました。 用水の横にはオオバギボウシ(ウルイ)がたくさん生えていて、地区の方が収穫してくれました。ヤマウドやワラビなども一緒に料理してくださいました。オオバギボウシはほのかに甘くて、さっぱりした味わいです(写真)。 江上げ作業の翌日はヤマウドなどの山菜採りに連れてっていただき、春の花(エンレイソウ、オオバキスミレ、スミレサイシン、キクザキイチゲなど)を楽しむこともできました。今回も不動地区のみなさんに大変お世話になりました。おみやげにいただいたワラビは木灰でアクを抜いて美味しくいただきました。心より感謝申し上げます。

くらやみ祭り

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今年もくらやみ祭りの季節になりました。馬場大門のケヤキ並木は見学客で大賑わいです。獅子舞に噛んでもらって、無病息災を願います。