江上げ

いつもお世話になっている上越市の不動地区で研究室の学生や共同研究者と一緒に江上げのお手伝いをしてきました。「江」とは用水のことで、「江上げ」とは、用水路に水を通す前に泥や石を取り除き、周囲の草刈りをする作業です。
村中の軽トラが早朝から集合場所に集まっています。なかなかの壮観ですね。不動地区総出で一日かけて江上げを行います。われわれは熊手やスコップで草や泥を綺麗にする仕事を担当しました。

濁谷用水と鳥越用水の江上げが終わったら、今度は林道南葉山線(写真)の脇の草刈りです。いつも机と椅子にかじりついてパソコンばかりみているため、自分はほとんど戦力になりませんでしたが、貴重な体験になりました。
用水の横にはオオバギボウシ(ウルイ)がたくさん生えていて、地区の方が収穫してくれました。ヤマウドやワラビなども一緒に料理してくださいました。オオバギボウシはほのかに甘くて、さっぱりした味わいです(写真)。
江上げ作業の翌日はヤマウドなどの山菜採りに連れてっていただき、春の花(エンレイソウ、オオバキスミレ、スミレサイシン、キクザキイチゲなど)を楽しむこともできました。今回も不動地区のみなさんに大変お世話になりました。おみやげにいただいたワラビは木灰でアクを抜いて美味しくいただきました。心より感謝申し上げます。





コメント