牟婁の春
紀伊半島の西牟婁郡・東牟婁郡に山林所有の調査でお邪魔してきました。南紀白浜空港からすぐ近くの円月島は、海蝕洞(中央の穴)から水平線が見えるのが素晴らしいですね。
さて、本題の山林所有の調査ですが、かつて部落有林野を財団法人や社団法人にした事例は日本各地に偏在していて、その一つが牟婁です。今回、20年前の公益法人制度改革がこのような山林所有に与えた影響を調べているY先生に同行させていただきました。
古座川町のM保郷会では分収林契約で保郷会の土地に住民が植林した記録を台帳に残していました。ただ、50年前にはとても賑やかだった集落はいま高齢化と人口減少ですっかり静かになっています。白浜町のT保郷会でも同様の分収林がありますが、保郷会に寄付して、権利を放棄する人が増えています。日置川の蛇行によって形成された豊かな農地はもう春の装いです。お土産に南高梅のはちみつ梅を購入しました。訪問を受け入れてくださったみなさまに心よりお礼申し上げます。
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