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10月, 2024の投稿を表示しています

研究会Box『森林と時間』を読む

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林業経済学会の研究会Box「『 森林と時間 森をめぐる地域の社会史 』を読む」に参加してきました。執筆者がそれぞれの視点から書評するという企画でした。護国寺に足を運んだのは久しぶりです。対面・オンラインをあわせて予想以上にたくさんの人に集まっていただきました。 懇親会もとても賑わって、実りある議論ができました。今回のプロジェクトに参加できたことに心より感謝申し上げます。

広葉樹 新時代!

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林業経済研究所がこの時期に毎年開催している、「緑と水の森林ファンド」助成シンポジウムに参加してきました。今年のテーマは「 広葉樹 新時代! 」です。 国産材、なかでも広葉樹への注目は加熱気味といってもよいくらいで、このシンポジウムにも会場の東大農学部1号館8番教室を狭く感じるくらいに人が集まりました。 有名な旭川の家具は、北海道のミズナラなどの広葉樹を利用しています。いま研究室で関わっている不動地区のブナも家具材として高く評価されてきています。これからの展開が楽しみです。

ムラサキツバメ

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後期が始まりました。1日が火曜日で初日から小金井に講義しに行きました。講義後、工学部の正門沿いに植えられているマテバシイにムラサキツバメが産卵しているのをみつけました。ツマグロヒョウモンと同じで、温暖化でいつの間にか東京に生息する蝶になりました。 農学部の近くにもマテバシイの街路樹があって、よくみたら幼虫がたくさんついていました。護衛にされたアリがまとわりついています。足元には母蝶も。こんなところで発生していたとは驚きです。 持ち帰って育てた幼虫たちは無事に羽化して、飛び立ちました。