東大駒場
生物学史分科会の夏の学校に参加するため、久しぶりに東大の駒場キャンパスにお邪魔しました。「生物学史とコロニアリズム」のセッションが興味深く、パインの栽培に成功したAgnes Blockの話が印象に残りました。
たまたま駒場博物館で開催中だった「日本農芸化学会創立100周年記念展」を覗くこともできて、脚気薬のオリザニンがいかに重要だったのかを学びました。当たり前のことではありますが、林学は、農学とシンクロすることが多く、工学的な林産や木材化学も本流から分岐して発達しました。三浦伊八郎の業績など、これまで林学のなかの論理ばかり考えていましたが、農学からの影響も重要そうです。
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