ハサカケ

実りの秋です。上越市名立不動のハサカケを研究室の院生全員とT名誉教授とでお手伝いしてきました。以前はどこの農家もハサカケをして稲を乾燥させていましたが、コンバインの普及によって、いまハサカケを続けているのは一軒だけです。バインダーで稲刈りをして、ハサ木にかけるという2〜3時間くらいの作業で、汗ぐっしょりになりました。立ち並ぶハサ木に架けられた稲が秋の陽射しで黄金色に輝きます。花立温泉ろばた館でひとっ風呂浴びてから、不動のみなさんと農工祭に向けて相談をしました。この日に干したハサカケ米を農工祭で販売しようという計画です。乞うご期待。




海辺の宿に泊まって、朝、海岸を散歩しました。ゼロメートルから不動の集落まではわずか15分です。

不動生産森林組合はブナなどの広葉樹材の活用に取り組んでいます。二日目は、作業道を入れてブナを間伐している場所に案内いただきました。朝は晴天だったのに、雨が激しくなってきて、慌てて不動山を下りました。

お昼には、住民の方が名立川の秘密の場所で手づかみで採ったイワナに、おにぎり、焼きナスをいただきました。イワナはすっきりとした清流の味でとても美味しかったです。いつものことですが、不動のみなさんと豊かな自然に本当にお世話になっています。心よりお礼申し上げます。

帰りの上信越、関越でものすごい豪雨になって、そのためなのかひどい渋滞になっていました。予定より2時間以上遅くなりましたが、公用車が頑張ってくれてなんとか無事に府中に戻れました。





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