吉田家住宅
修士2年のTくんが実験的に生産している農作物の状況を見るため、埼玉県の寄居方面に研究室メンバーで出かけました。
ところで、和紙で有名な小川町からすぐのところに「吉田家住宅」という県内最古の民家(享保6(1721)年建築。国重要指定文化財)が保存されています。さらにそこでお蕎麦をいただくこともできるというので、道すがらお邪魔しました。入母屋の茅葺屋根がたいへん立派です。かつて和紙を生産していたこの民家は土間がとても広く、コウゾを煮るための大きなかまどがありました。囲炉裏でお団子も焼いてしっかり腹ごしらえをしてから、寄居町にあるTくんの畑で活き活きと葉を展開させている熱帯の農作物を確認しました。マルチングしていても出てくる雑草をいくつか引き抜きました。10月には大きくなった芋をみんなで収穫したいです。
少し時間があったので、荒川沿いにある「川の博物館」にも足を延ばしました。秩父大滝の中津川集落で大正期に使用されていた鉄砲堰が4分の1スケールで展示されていて、実演にも立ち会えました。この日、関東甲信・東海が梅雨明けしました。前期も残すところわずかです。
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