東大農学部1号館

久しぶりに東大林政にお邪魔しました。改修が終わっても外観はむかしのままで重厚です。長いこと通っていたせいなのか、この建物の匂いやかたち、ひんやりとした空気がすごく落ち着きます。

どこかで書いたような気もしますが、昭和10年に東京帝国大学農学部が駒場から引っ越した際に、本科と実科が分離し、本科は弥生に移り、実科は府中で東京高等農林学校としてスタートします。要するに現在の東大農学部と農工大農学部はこの分離まで同じ学校だったということです。

建物よりも懐かしいのは、お邪魔するたびにいつも温かく迎えてくれる東大林政のみなさまです。実家に帰ってきたような感じで、ホッとします。歴史あるこの研究室がいつまでも続くことを願います。

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