農工大科学博物館で「帝国日本と森林」開催中

農工大の科学博物館(小金井キャンパス)で大学博物館連携巡回展「帝国日本と森林」が開催中です。
この巡回展示は、この2月に出版した書籍『帝国日本と森林—近代東アジアにおける環境保護と資源開発』を契機に、共同研究者が所属する大学間を資料でつなぎ旅するという企画です。


今回の見どころは、九州大学博物館が収集した各地の材鑑標本です。材鑑は一般にあまり目にすることのないものですが、鴨緑江、南洋、台湾、北海道など各地のものがあるうえに、薄いもの、厚いもの、樹皮付きなどの種類もさまざま揃っています。写真は北海道の材鑑です。ミズナラは「オホナラ」(大楢)と書いてありました。ドイツ箱に並べられた標本のディスプレイがおしゃれですね。


12月23日(土)までやっていますので、お近くにいらっしゃった際にはぜひご覧ください。 農工大の後は、帝京大に巡回する予定です。





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