琉球大学で林業経済学会秋季大会
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11月25日・26日に沖縄の琉球大学で林業経済学会秋季大会が開催されました。前日に会議もあったので、三日間、沖縄に滞在しました。昨年のIUFROに引き続き、2年連続の沖縄です。 約20年ぶりに訪れた琉大の千原(せんばる)キャンパスでまず目についたのが「ハブに注意!」でした。ハブは怖いですが、自然豊かなキャンパスで、「千原池」の近くにはオオゴマダラも飛んでいました。 最終日の午後は飛行機まで時間があったので、大浦のマングローブ林までエクスカーションしてきました。ここよりすこし北にある東村の慶佐次川のマングローブ林が本島最大規模とのことで、どちらに行くか迷ったのですが、カヌーに乗る時間はないので、長い遊歩道がある大浦川(名護市)にお邪魔しました。低層のメヒルギと、それより一段高い層のオヒルギが林相を形成しているのが分かります。この散策コースのもう一つ面白いところは、マングローブ林を抜けた後に、大浦集落のなかを歩けることです。伝統的なお墓や民家、公民館、共同売店などを見ることができます。集落の裏山に向かう道際ではたくさんのツマベニチョウやナガサキアゲハが舞っていました。 普天間飛行場を移設するために工事が行われている辺野古や、キャンプハンセンの横を通り抜けて帰る道すがら、金武の観音寺にあるフクギの巨木(樹齢350年、樹高12m、胸高周囲2.8m)も見学しました。そもそもフクギはそれほど大きくなる木ではないので、この木は珍しいのだと思います。たくさんのオオタニワタリが着生していました。 来年は九州大学の伊都キャンパスで秋季大会が開催されます。林業経済学会は堅苦しくない学会で、誰もが自由闊達に意見を述べることができます。みなさん奮ってご参加ください。