蛇口をひねれば

酷暑が続いています。それでも蛇口をひねれば飲料水が出てくるので大変ありがたいです。今日はゼミのエクスカーションで東京都水道歴史館にお邪魔しました。地下には明治から続く本郷給水所があります。

写真は「共用栓」から飲料水を汲んでいる明治期の女性です。10cmほどの小さな模型ですが、大変良くできていました。正確には「蛇体鉄柱式共用栓」というもので、明治末期に1万基ほどあったそうです。横にある鍵穴に鍵をさすと竜の口から水が出る仕組みです。竜の口だからなのか、「蛇体」だからなのかはよく分からなかったのですが、この共用栓が「蛇口」の語源になっているとのこと。

水道歴史館のデジタルアーカイブに東京都水源林の写真がたくさんあることを知りました。忘れないようにリンクしておきます。

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