江別市にある道立文書館で明治後期の道庁文書を閲覧・撮影するため、久しぶりに北海道に出かけました。機材が良く整っていて、スムーズに撮影を行うことができました。 文書館の南には広大な野幌森林公園が広がっています。今はなき野幌林業試験場はこの公園の東側の志文別に明治41年に設置されました(昭和2年に西野幌に移動)。 この野幌森林公園の西側には、北海道博物館と北海道開拓の村もあります。ただしここは江別市ではなく札幌市厚別区に入ります。開拓の村は、54ヘクタールの広大な敷地に開拓時代の52の建物を移設・復元した野外博物館で、建物自体が素晴らしいのはもちろんですがそれぞれの内部に展示されている関連資料も充実しています。 まるで現在も使われているような錯覚に陥るほどに再現された大正期の造材飯場では写真のエゾリスが出迎えてくれました。