日本民家園
研究室のメンバーで川崎市生田にある日本民家園にお邪魔しました。 写真の民家は、旧三澤家住宅(長野県伊那市)です。「石置板葺」の屋根には、クリの板が並べられて、それらを押さえるためヒノキの「ヤワラ」(押縁)が置かれ、その上に石が並べられています。 合掌造りの旧野原家住宅(富山県利賀村)には、「オエ」に二つの囲炉裏があり、手前が家族用(ユルリ)、奥が接客用(デイノユルリ)とのことでした。農具や民具も民家ごとに展示されていて、大変勉強になります。 写真は、沖永良部の高倉で、屋根裏が食糧貯蔵庫になっています。湿気や動物から食糧を守るために東屋のようなかたちになっています。 たくさんの民家が展示されていて、3時間があっという間でした。また近いうちにお邪魔できればと思います。